産後の鍼灸骨盤矯正について 説明と効果

2025/03/03

ももこ鍼灸院

産後の鍼灸骨盤矯正についてお伝えしていきます。




1) 今の体の現状をお伺いしていきます。
  産後の出血量のチェック、妊娠中の体の不調、今現状の体の不調のチェック、
  腰痛、肩こり、痛みのチェックをしていきます


2)立つ姿勢のチェックをしていきます。
  体幹が弱い、骨盤底筋が弱いと体が自然に不良姿勢になりやすくなります。
  気づかない姿勢不良をチェックしていきます


3)お腹周り、恥骨周りの採寸をしていきます。
  骨盤矯正は骨盤輪を矯正するため、恥骨の周囲が変化するかどうかをチェックします。またお腹周りは愛憎が下がって上に矯正される場合は増えることがあります。(増えることは悪いことではないです)


4)鍼灸で体回復を促します
   鍼灸で子宮収縮や骨盤内の血流量を促すようにしていきます。
   血流量を増やすことで内臓の回復、子宮の回復、全身の回復を促すことができます。
   前後でお腹のぶよっとした感じも変化しますので、こちらも感じてください。
   またリラックス効果によりオキシトシン分泌を促し、母乳の出も良くなります。


5)骨盤矯正を行います

  骨盤矯正は骨盤輪を締めるようにしていきます。
  骨盤輪はまさに産道の胎児が通って広がっている部分

  <矯正ポイント>
◎恥骨結合  恥骨結合はリラキシンという靭帯を緩めるホルモンで水分を含んで柔らかくなっています。ここを左右でしめるように圧を加えます。
ここがゆるい状態や出産で左右ずれが生じていると股関節痛の原因になることもあります。

◎仙腸関節  仙腸関節は普段あまり動かない部分で、たくさんの靭帯で固められています。出産によって、仙骨が後ろに広がっている状態ですので、矯正では後ろに広がった状態を前に戻すようにしていきます。

◎坐骨   出産時、骨盤輪の次に坐骨部分が左右に広がっていきます。お尻の部分ですので、骨盤のところでパンツが入らなくなったということになることがあります。



6)骨盤底筋、インナーユニット(体幹の筋肉)のエクササイズ指導
矯正が終わりましたら、エクササイズ指導をしていきます
◎骨盤底筋指導
骨盤底筋は妊娠中から圧がかかり、出産でかなりの負担となっているので、少しづつ行っていきます。

◎インナーユニット指導
妊娠中に負担となるのは骨盤底筋だけでなく、インナーユニットという体幹の筋肉も負担となっています。この筋肉も同じく使えるようにしていきましょう


◎胸郭の動き指導
実は関係ないと思われがちなのですが、呼吸と骨盤底筋は連動しています。
妊娠中に胸郭が上に押し上げられると、呼吸が浅くなりがちです。
産後しっかり深く呼吸できるようにサポートして呼吸練習を行います。




矯正だけでない、回復とエクササイズ指導もついている当院だけのプログラムです。
ぜひお試しくださいませ

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